医療関係者の方へ
患者総合支援センターについて
患者総合支援センターは、医師・看護師・社会福祉士などが所属し、医療連携・入退院支援・患者相談・がん相談等を担当しています。
当院は36診療科を有し、当センターでは日々様々な疾患の患者さんに対応しています。支援の中では医療に関する専門的な知識も要しますが、病院という治療が優先される環境の中で、生活者としての視点を持つことも大切にしています。治療・療養のあらゆる場面で、地域の医療機関、介護・福祉施設等のパイプ役としての役割を担い、地域の中で切れ目なく安心して治療・生活ができるよう、様々な機関と連携して支援を行っています。
今後も患者さんとご家族に寄り添い、地域の皆様との連携を大切にしながら、“みなとメディカルの顔”としての役割を果たしていきたいと思います。
医療連携
- 地域の医療機関からの紹介受入
- 紹介患者の受診や入退院報告
- 開放病床共同指導手続き
- あじさいネット登録
- 入院手続き、案内
- 返書管理
患者相談
- 治療、療養中の生活相談
- 医療費等の経済的な相談
- 介護保険制度、社会保障制度
- セカンドオピニオン受入
- 逆紹介医療機関の選定援助
入退院支援
- 入院時オリエンテーション
- 検査や手術の説明
- 入院前の患者情報収集、記録
- 持参薬の鑑別、常用薬と休薬の確認
- 緩和ケア、栄養状態等各種スクリーニング
- 退院、転院、在宅調整
がん相談
- がんに関する相談、情報提供
- 患者サロンの企画、開催(毎月第3水曜日 13:30 ~ 15:00)
- 就労に関する相談(長期療養者就職支援)
病床管理
- 各病棟の入退院状況の把握と調整
- 予定・緊急入院の受け入れ調整
- 院長・病床管理副院長との情報共有
- 空床状況の院内周知(必要時)
- 病床管理においての相談対応
スタッフ構成
- 患者総合支援センター長:医師
- 副センター長:看護師
- 看護師(病床管理、入院支援、退院支援)
- 社会福祉士
- 医療ソーシャルワーカー
- 歯科衛生士
- 事務職員
患者の皆様へ
当院は地域医療支援病院の指定を受けています。この制度は、「かかりつけ医」と「地域医療支援病院」が地域の中で、医療の機能や役割を分担することで、患者さんにとってより効果的な医療を進めていくための新しいシステムです。『かかりつけ医』とは、「風邪を引いたかもしれない」「ちょっと身体の調子がよくないな...」という時、気軽にかかれる地域の開業医さんのことです。普段から健康状態を診てもらい、必要に応じて長崎みなとメディカルセンターをはじめ適切な専門病院を紹介してくれます。
そこで、当院受診の際は、できるだけ「かかりつけ医」の先生にご相談され、紹介状を持参の上来院されることをお勧めします。「かかりつけ医」の先生と連携して、充実した医療を患者さんへ提供できるよう、より一層努めてまいります。
また、患者総合支援センターでは療養中の患者さんやご家族の抱える不安や悩み事について共に考え、問題解決のお手伝いをしております。お気軽にご相談ください。
医療機関の皆様へ
当院は地域の医療機関と密接で円滑な連携を進め、患者さんへのサービスの充実をめざしてまいります。
当院では、事前診療予約受付や連携医制度の活用、産科オープンシステムなどのほかに講演会や研修会も実施しています。
地域の先生からご紹介していただいた患者さんの受診や入院・退院のご連絡については、FAXにより患者総合支援センターから行っております。
ご利用の際やその他ご不明な点がありましたら、患者総合支援センターへご連絡をお願い致します。