診療科・部門


研究開発センター
何のために臨床研究するのか?
日本人の死因で一番多い疾患は「がん」ですが、世界を眺めると心血管疾患が一位です。その影響は日本人でも見られ、80歳以上の死因は、心疾患が一位となり、がんを逆転します。心血管疾患は、今後日本の人口が減っても、高齢化が進むため増加が予測されており、毎年新薬が発売予定され、最近3月末に心不全治療ガイドラインも7年ぶりに改訂されました。心血管疾患の3分の2が、動脈硬化性疾患で、その予防が出来ることが分かってきました。心血管疾患の中、大きな1つに心不全が有ります。その国際予防研究に心臓血管内科は全国の病院と参加し、その一部が呈示した下表になります。今後も新薬を含め、様々な臨床研究に参加し、ドラッグロスやドラッグラグを防ぎ、「健康格差」が、地元長崎で国内外と広がらぬ様、スタッフ一同 皆様と協力し進めていきます。
研究開発センター長 心臓血管内科 兼 長崎大学医学部臨床教授 布廣龍也 2025年4月
部門紹介
みなさんは、『研究開発』という言葉にどのような印象をもたれますか?私たち研究開発センターは、臨床研究の活性化を目的として『治験ユニット』『臨床研究ユニット』によって形成されており、治験、臨床研究において高度な医療技術開発のための支援を行っています。今後、当院において種々の疾患に対する臨床研究を実践できる基盤を整備していくとともに、研究開発をスムーズに進行できる体制を作り、さらなる医療への貢献と、安心で安全な最新医療をいち早く提供できるよう、日々の研究を行っています。
理念
医療の発展に貢献する研究を行い、最新の医療を患者さんに提供することを通じて市民の健康を守ります。
基本方針
- 新しい医療技術を開発する治験・臨床研究を行います。
- 質の高い治験・臨床研究を行うための体制を整えます。
- 治験・臨床研究を行う人材を育てます。
- たくさんの方に治験・臨床研究のことを理解していただけるよう取り組みます。
組織図
