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外来のご案内

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診療科・部門

整形外科

診療内容

整形外科イメージ整形外科とは、体の運動器官を診る科です。つまり、骨、関節、筋肉、神経、靭帯、腱などで構成される四肢および脊椎の慢性疾患や外傷を診断し治療する診療科です。当院の整形外科では年間約500件の手術を行っており、高齢者骨折などの外傷手術、股関節・膝関節疾患に対する人工関節手術の2つを診療の柱としております。外傷の手術は300件以上行っており、特に大腿骨近位部骨折(大腿骨頸部骨折や大腿骨転子部骨折)の手術は年間約200件にまで増えてきております。重度の内科的合併症や認知症を有する患者さんも多数搬送されますが、救急科や麻酔科をはじめ他科との連携を深めることで早期の手術を実現できています。2021年は当院受診から手術までの待機期間は平均1.7日であり、全国平均を上回ることができました。粉砕骨折や関節内骨折など重症度の高い骨折に対しては、一時的創外固定を用いて軟部組織を保護し、二期的に内固定へ変更するstaged managementを行っています。西野医師の赴任以降、このような手術も年々増加傾向となっています。また当院では小児外傷も取り扱っており、肘関節周囲の骨折をはじめ小児の骨折を年間20件以上手術しています。その他、様々なスポーツ外傷や大腿骨近位部骨折後の骨粗鬆症治療にも力を入れています。
関節外科領域では前田医師を中心に変形性関節症や関節リウマチなどに対し、人工股関節全置換術(THA)、人工膝関節全置換(TKA)・単顆置換術(UKA)を年間約80件行っています。長年の経過で弛んでしまった人工関節や感染してしまい抜去を余儀なくされた人工関節の再置換手術なども行っています。2022年よりTHA・TKAともにナビゲーションシステムを導入し、より安全で正確な手術を行うことが可能となりました。またTKAにおいては筋肉を切開しない低侵襲な手術法としてsubvastus approach(内側広筋を切らずにめくる方法)をほとんどの症例で採用しており、術後出血を軽減させ早期の筋力回復が期待できるように心がけております。
近年の高齢化の進行、人口減少、医療制度の変化、長期に続く新型コロナ感染症の影響などで、医療を取り巻く環境は大きく変化してきています。当院もこの変化に適切に対応すべく、感染対策に徹底しながら患者さんの早期機能回復や社会復帰を目指し、治療にあたってまいります。

人工股関節全置換術(THA)

変形性股関節症や関節リウマチなどで変形した股関節をインプラントに置き換えます。

人工股関節全置換術(THA)手術前
手術前
人工股関節全置換術(THA)手術後
手術後
インプラント
術中ナビゲーションを使用することで正確なインプラント設置が可能です

人工膝関節全置換術(TKA)

変形性膝関節症や関節リウマチなどで変形した膝関節の表面をインプラントに置き換えます。

人工膝関節全置換術(TKA)手術前
手術前
人工膝関節全置換術(TKA)手術後
手術後
人工膝関節全置換術(TKA)
いわゆるO脚を矯正することができます

ナビゲーションシステムを併用したTKA

術中ナビゲーションを使用することで正確な骨切りとインプラント設置が可能です。

ナビゲーションシステムを併用したTKA

人工膝関節単顆置換術(UKA)

変形が内側のみに限局している場合などに選択することがあります。膝の靱帯を全て温存することができ、機能回復に優れる方法です。全置換術に比べ、より小さな切開で手術可能です。

人工膝関節単顆置換術(UKA)
人工膝関節単顆置換術(UKA)

人工股関節再置換術(非感染性ゆるみ)

⻑期間の経過でゆるんでしまった人工股関節を入れ替える手術です。患者さんご自身や人工関節の状態に応じた再建方法を選択します。

人工股関節再置換術(非感染性ゆるみ)手術前
手術前
人工股関節再置換術(非感染性ゆるみ)手術後
手術後

人工膝関節再置換術(感染例)

感染などが原因で人工膝関節を入れ替える手術です。

感染した人口膝関節
感染した人口膝関節
(他院にて10年前に手術)
抗菌薬含有セメントスペーサーを留置
人工関節を抜去し、
抗菌薬含有セメントスペーサーを留置
感染が落ち着いた後に再置換
感染が落ち着いた後に再置換

一時的創外固定骨折治療術

スポーツ中の怪我で、足関節の脱臼骨折を認め、高度腫脹を来しています。このような症例は、一時的に創外固定を行ない脱臼を制動することで除痛と腫脹の軽減を行ないます。

一時的創外固定骨折治療術(受傷時)
受傷時
一時的創外固定骨折治療術(一時的創外固定後)
一時的創外固定後

一時的創外固定後、腫脹が落ち着いてからプレート固定を行なっています。スポーツは段階的に復帰を行い、元の競技レベルまで復帰し、プレートも抜去しました。

一時的創外固定骨折治療術(骨接合後)
骨接合後
一時的創外固定骨折治療術(プレート除去後)
プレート抜去後

人工関節周囲骨折

以前に人工膝関節置換術、人工骨頭置換術が施行されており、今回は金属と金属の間で骨折を来しています。最近このような骨折が増加してきており、早期荷重を目指すために2枚プレートで固定を行なっています。

人工関節周囲骨折

手術件数

2019年 2020年 2021年 2022年
総手術件数 508 489 530 443
【主な手術】
骨折手術 305 299 350 267
大腿骨近位部骨折(頸部・転子部・転子下) 158 137 193 149
一時的創外固定骨折治療術 9 20 27 19
小児骨折(18歳以下) 27 22 17 21
関節外科手術 136 150 162 162
人工骨頭置換 57 63 88 69
人工膝関節置換術(TKA/UKA) 44 43 43 45
人工股関節置換術(THA) 35 44 31 48
整形外科スタッフ

富田 雅人

診療科長、リハビリテーション部長

卒業年度 平成3年卒業
専門分野 整形外科一般
担当診療科

・所属部門
整形外科
資格など
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
  • 日本整形外科学会骨・軟部腫瘍医
  • 義肢装具等適合判定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修 修了
  • がんのリハビリテーション研修 修了
  • 死体解剖資格(病理解剖)
  • 臨床研修指導医
モットー 整形外科医として地域医療に貢献したい。

前田 純一郎

診療部長

卒業年度 平成15年卒業
専門分野 整形外科一般
担当診療科

・所属部門
整形外科
資格など
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本整形外科学会認定リウマチ医
  • 日本人工関節学会認定医
  • 臨床研修指導医
  • JATECプロバイダー
  • 医学博士
モットー 股関節と膝関節の人工関節手術を専門としております。患者さんの早期回復をお手伝いできるよう、努力いたします。

池永 仁

医長

卒業年度 平成26年卒業
専門分野 整形外科一般
担当診療科

・所属部門
整形外科
資格など
  • 日本整形外科学会専門医
  • 臨床研修指導医
モットー Patient Firstを心掛けて診療にあたらせて頂きます。

糸瀨 賢

医師

卒業年度 平成29年卒業
専門分野 整形外科一般
担当診療科

・所属部門
整形外科
資格など
  • 日本整形外科学会専門医
  • JATECプロバイダー
モットー 自分自身が骨折を経験しており、活かしたお話しができればと思います。

西野 雄一朗(※非常勤)

医長

卒業年度 平成20年卒業
専門分野 四肢外傷、足の外科、骨粗鬆症
担当診療科

・所属部門
整形外科
資格など
  • 日本整形外科学会専門医
  • 臨床研修指導医
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • JATECプロバイダー
  • 医学博士
モットー 患者さん一人一人に対してベストな治療が提供できるよう努めて参ります。

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新患 富田雅人 池永仁 前田純一郎 前田純一郎 富田雅人
再診 池永仁 前田純一郎 糸瀨賢 富田雅人 糸瀨賢

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