診療科・部門
血液内科
診療内容
血液疾患全般の診療を外来及び入院で行っています。
入院治療を必要とするのは、大多数が造血器悪性腫瘍の患者さんです。特に、成人T細胞性白血病・リンパ腫を含め、悪性リンパ腫の患者さんが半数以上を占めます。悪性リンパ腫は全身の臓器に病変が出現するため、各診療科の協力を得ながら化学療法や放射線療法を行っています。また、外来での治療が可能になった段階で、外来化学療法室を利用した外来治療へ移行しています。慢性骨髄性白血病、多発性骨髄腫、再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病、溶血性貧血、悪性貧血などの初期治療も入院を必要とする事が多いです。
外来では、入院治療を行った患者さんの治療継続、経過観察及び入院を必要としない程度の血球減少や多血症の患者さんの診療を主に行っています。また、輸血を必要とする患者さんに対しての輸血も外来で行っています。
対象疾患
腫瘍性疾患 : 化学療法
急性・慢性骨髄性白血病
急性・慢性リンパ性白血病
成人T細胞白血病・リンパ腫(ATL)
悪性リンパ腫
多発性骨髄腫
骨髄異形成症候群
骨髄増殖性腫瘍(真性多血症など)
非腫瘍性疾患 : ステロイド等の免疫抑制療法
再生不良性貧血
溶血性貧血
その他貧血
特発性血小板減少性紫斑病
血液内科
診断群分類別患者数
疾病名 | 2019年 | 2020年 | 2021年 |
---|---|---|---|
非ホジキンリンパ腫 | 146 | 158 | 149 |
ホジキン病 | 1 | 5 | 9 |
急性白血病 | 10 | 13 | 13 |
骨髄異形成症候群 | 27 | 47 | 31 |
多発性骨髄腫 | 18 | 28 | 12 |
再生不良性貧血 | 6 | 7 | 5 |
※患者数上位のみ表示
外来・入院患者数等
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
---|---|---|---|
延べ外来患者数 (※算定ベース) |
3,404人 | 3,292人 | 3,620人 |
新入院患者数 | 243人 | 259人 | 227人 |
平均在院日数(年間の平均) | 18.9日 | 20.7日 | 19.0日 |
血液内科
對馬 秀樹
診療科長
卒業年度 | 平成3年卒業 |
---|---|
専門分野 | 血液疾患一般 |
担当診療科 ・所属部門 |
血液内科 |
資格など |
|
モットー |
血液内科
医療機関の皆様へ
診療患者層としては長崎市南部在住の方が中心で、70歳以上の高齢者の方が多く受診されています。(悪性リンパ腫>成人T細胞白血病リンパ腫>多発性骨髄腫>急性白血病)
血液データ異常等、日常診療でお困りのことがあればお気軽にご相談下さい。
血液内科
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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新患 | 對馬秀樹 | 對馬秀樹 | |||
再診 | 對馬秀樹 | 大学応援医師 | |||
【専門】 (14:00-16:00) 波多智子 |